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Excelのファイル形式、あれこれ

更新日:6月18日

こんにちは。

知人からの依頼で某Excelツールを作成中です。

依頼主から最初に渡された依頼書なるExcelファイルは「Excel 97-2003 ブック(*.xls)」でした。

お、久しぶり!と思い、そのままの形式で依頼書の内容理解・分析を進めていたのですが、「ついでに最新のファイル形式にしておいて!」と言われてしまいました。


「名前を付けて保存」にて、新しい拡張子形式で保存するだけで良いんだっけ?と不安に思いまして、色々調べてみました…。



0. 動作環境

OS: Windows 8.1

Excel: 2013



1. 拡張子/ファイル形式の種類

私のExcel環境ではこんなにたくさんのファイル形式が選べるようです。

全てではなく、よく使う物と、これから使いそうな物のみ列挙してみました。^^


  1. Excel ブック(*.xlsx) Excel 2007以降で標準的に使用されるファイル形式。 VBAマクロコードやExcel 4.0マクロシート(.xlm)は保存できません。 本ファイル形式は、エクセル97~2003でそのファイルを見る・編集する際にはMicrosoftが提供している「互換性ソフト」が必要になります。

  2. Excel マクロ有効ブック(*.xlsm) Excel 2007以降でマクロを組んだ際に必ず使用するファイル形式。 VBAマクロコードやExcel 4.0マクロシート(.xlm)を保存します。

  3. Excel 97-2003 ブック(*.xls) Excel 2003以前(Excel 97まで)で使用できるファイル形式。 エクセル2007以降でこの拡張子のファイルを開く・保存する場合には、互換性に関するメッセージが表示される可能性があります。



2. VBA使用時に保存可能なファイル形式

VBA(VBプロジェクト)を組み込んだExcelファイルの場合、「Excel ブック(*.xlsx)」形式で保存しようとすると次のようにエラーが発生します。


この場合、「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」で保存しないといけないようです💦



3. 結局分かったこと…

今回は、古いファイル形式「Excel 97-2003 ブック(*.xls)」から新しいファイル形式「Excel ブック(*.xlsx)」へ変換することが目的だったのですが、結論は、「名前を付けて保存」で新しいファイル形式を選択し保存するだけで何の問題もなく大丈夫そうでした。


※新しいファイル形式から古いファイル形式へ変換する場合は、いろいろ問題が起きそうなのですが、それはまたの機会に備忘録します。



まとめ

いかがでしたでしょうか?

そのExcelファイルがどのような環境で使用されるのか?意識しながら開発、Excelファイルの形式保存しないといけないわけですね…。


次回以降も、苦労した点を備忘録しようと思います。


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