Selenium Basic インストーラーに含まれているドライバーファイルは、残念ながら古いものです。そのため、Seleniumで操るWEBブラウザーに対応したドライバーファイルを最新のものに入れ替えます。
本作業を怠ると、正しく動作しません…💦
Google Chrome 関連のドライバーファイルのみ入れ替えます。
■ 動作環境
OS: Windows 8.1
Microsoft Excel: 2013
■ Google Chrome のバージョン確認
① Google Chromeを起動します。
②[ヘルプ]メニュー から[Google Chromeについて]を選択します。
③「Google Chrome」セクションで、バージョンが表示されます。
最初のピリオドまでがメジャーバージョン番号(この図の場合は「92」)を表します。
■ ドライバーファイルのダウンロード
④ Google Chrome 用ドライバーファイルのダウンロードサイトへアクセスします。
⑤ インストールされている Google Chrome と同等のメジャーバージョン番号のリンクをクリックします。
⑥ Windows 版を導入するため、chromedriver_win32.zip をダウンロードします。
⑦ ダウンロードした zip ファイルを解凍します(chromedriver.exe が1ファイル含まれています)。
⑧ Selenium Basic がインストールされたフォルダへコピー&上書きします。
インストールフォルダは、恐らく「C:\Users\(ログインアカウント名)\AppData\Local\SeleniumBasic」でしょー。
作業が不安な場合は、既に入っていた同一ファイルをリネームにてバックアップしてください。
■ まとめ
これでGoogle Chrome ドライバーファイルの最新化は完了です。
この後は、Selenium Basicを使ったマクロ(VBA)を動かしてみましょう…。^^
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