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Googleスプレッドシート:GAS、セルの背景色を変更

Google Apps Script(GAS)を使えば、Googleスプレッドシートを更に便利にカスタマイズできます。この記事では、GASを用いてスプレッドシートのセルの背景色を変更する基本技術を解説します。


初心者の方でも簡単に理解でき、視覚的に分かりやすいシートを作成する手助けとなります。


■ 基本操作

 

Google Apps Scriptでセルの背景色を変更するためには、SpreadsheetApp クラスと Range メソッドを使用します。これらの基本的な使い方を説明します。


(1)任意のスプレッドシートを開き、[拡張機能]メニューから[Apps Script]を選択し、エディターを開きます。

(2)(新しいプロジェクトの場合は、書かれているコードを全て消して)以下のコードをエディタに入力します。

  • SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet():現在開いているスプレッドシートを取得します。

  • getActiveSheet():アクティブなシートを取得します。

  • getRange('A1'):セルA1を指定します。

  • setBackground('yellow'):セルの背景色を黄色に変更します。


(3)setBackgroundColor 関数を保存/選択し、実行ボタンをクリックします。

実行イメージ

(4)スプレッドシートのA1セルの背景色が黄色になっていることを確認しましょう。

実行結果の画面イメージ


■ 応用編:ユーザー入力値の反映

 

基本をマスターしたら、次は条件付きで背景色を変更するスクリプトに挑戦してみましょう。

例えば、セルの値に基づいて背景色を変更するスクリプトです。


(1)以下のコードをエディタに入力し、実行してみましょう。

  • getRange('A1:A10'):セル範囲A1からA10を指定します。

  • getValues():その範囲内の値を取得します。

  • 各セルの値をチェックし、50より大きい場合は背景色を緑、小さい場合は赤に変更します。


(2)スプレッドシートのA1からA10セルまで、入力された値に応じて背景色が緑、もしくは赤に変更されていることを確認しましょう。

実行結果の画面イメージ

■ まとめ

 

この記事では、Google Apps Scriptを使ってスプレッドシートのセルの背景色を変更する基本技術を紹介しました。この技術を応用すれば、視覚的にわかりやすいデータ管理が可能になります。

是非、試してみて、業務の効率化に役立ててください。

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