■ 動作環境
OS: Windows 10 Home(64ビット)
■ タスクマネージャーの設定手順
① 指定するプログラムやタスクを準備します。
今回は、説明用に以下のバッチファイルを準備しました。
バッチファイル名: tool.bat
バッチファイルの格納場所: c:\temp
準備するタスク、(プログラム系の場合は)格納場所など自由に選択ください。
ただし、格納場所を含めたフルパス名には、括弧や日本語、特殊文字が含まれないことを推奨します。
② 次の何れかの方法で、タスクスケジューラを起動します。
[スタート]メニューの[Windows管理ツール]-[タスクスケジューラ]を選択する
[Windows]キーと[R]キーを同時に押して[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示、「taskschd.msc」と入力して[Enter]キーを押す
③ [基本タスクの作成]を選択します。
④ [名前]、[説明]欄に任意の情報を入力し、[次へ]を選択します。
⑤ タスクの実行タイミングを指定し、[次へ]を選択します。
⑥ ⑤で選択した起動タイミングの詳細内容を設定し、[次へ]を選択します。
⑦ 実行したいタスクを指定し、[次へ]を選択します。
とは言いつつ、後者2つは「(非推奨)」ってなってますし、1つ目しか選択の余地ありませんよね💦
⑧ 起動するタスク(プログラム)の詳細内容を設定し、[次へ]を選択します。
プログラムに何らかの引数(コマンドラインのパラメーター)を指定する場合は、[引数の追加(オプション)]欄に入力、不要なら空のままでOKです。
起動時のカレントフォルダを指定する場合は、[開始(オプション)]欄に指定、不要なら空のままでOKです。
⑨ 設定内容に問題がなければ、[次へ]を選択して「基本タスクの作成」を終了します。
■ 実行テスト
一度登録したタスクは、指定時刻を待つよりも、まずまず手動で実行し、正しく動くことを確認しておきましょう!
① 左ペインの[タスクスケジューラライブラリ](下図の[格納場所])を選択し、中央ペインのタスク一覧に登録したタスクが表示されることを確認します。
見つからない、表示されない場合は、[タスクスケジューラライブラリ]を選択しての右クリックメニューから[最新の情報に更新]を実行します。
② 中央ペインのタスク一覧(下図の[登録したタスク])で該当タスクを選択し、右ペインの[実行]を選択し該当のタスクを実行します。
この時点でうまく動かない場合は、該当タスクの登録内容を再確認します。
■ ログオフ中でも自動実行したい場合
登録したタスクは、基本的にタスクを追加した際のユーザアカウントでログオンしている場合にのみ、自動実行されます。該当ユーザアカウントがログオフ中でも自動実行させたい場合は、特別な設定が必要となります。
該当タスクのプロパティ-[全般]-[セキュリティオプション]にて自由に統制できます。
■ まとめ
タスクスケジューラは、Windows OSの標準機能です。
じゃんじゃん活用して、なんでもかんでも自動実行しちゃいましょう♪
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