Googleスプレッドシート:共有方法
- egachira0250
- 13 時間前
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Googleスプレッドシートを使えばリアルタイムでデータを共同編集でき、チームの生産性が大幅に向上します。しかし共有方法を知らないと、権限設定ミスや情報漏えいのリスクが発生します。 本記事では初心者でも迷わないよう、代表的な共有手法を比較し、具体的な手順をわかりやすく解説します。
■ 4つの共有方法
共有方法として、以下の4つの手法を用途別にまとめました。 メリット・デメリットを把握し、最適な方法を選びましょう。
手法 | 利用シーン | メリット | デメリット |
メールアドレス指定で共有 | 特定メンバーだけに編集/閲覧権限を渡したいとき | ●細かい権限設定が可能 ●履歴管理が明確 | 登録者が多いと手動管理が煩雑になる |
リンク共有 | 幅広いメンバーに一斉配布したいとき | ●URLを送るだけで手軽 ●権限変更も一括管理 | リンク流出で第三者が閲覧・編集可能 |
Web公開 (一般公開URL発行) | 多くの人に読み取り専用で公開したいとき | ●誰でもアクセス可能 ●インデックス化の可能性 | 情報漏えいリスクが高く編集は不可 |
ドライブフォルダ共有 | 複数ファイルをまとめて管理したいとき | ●一括権限管理 ●フォルダ構成が把握しやすい | 誤設定で全ファイルに影響するリスク |
■ メールアドレス指定で共有
「メールアドレス指定で共有」は、確実に指定メンバーへ編集/閲覧権限を与えたいときに最適です。
スプレッドシートと連動するGAS(Google Apps Script)も同じ権限で扱えるため、コードの共同編集にも向いています。
(1)共有するファイルを開きます(自分がオーナー権限または編集権限を持っているファイル)。
(2)[共有] をクリックします。

(3)共有したい相手のメールアドレスまたはグループを入力します。

(4)共有相手に付与するアクセス権限を「閲覧者」「閲覧者(コメント可)」「編集者」の3種類から選択します。
閲覧者:共有したスプレッドシートを閲覧できる
閲覧者(コメント可):共有したスプレッドシートの閲覧と、コメントの追加ができる
編集者:共有したスプレッドシートを編集できる
権限付与した相手へ何等かメッセージを通知したい場合は、[通知]をオンにしてメッセージを設定します。

(5)[送信] をクリックします。
■ ベストプラクティスと注意点
編集者は必要最小限に限定し、不要になった[共有]画面で削除する。
GASのバージョン管理機能を活用し、万が一のコードロールバックに備える。
定期的に[共有設定]-[アクセス権限]を見直し、不審なアカウントがないかチェックする。
■ まとめ
初心者でも手順に沿って設定すれば、チームでの効率的な共同編集が実現します。
ぜひ今日から試して、業務改善に役立ててください!
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