こんにちは。
みなさんは、Excelでファイルを保存する際、
「ドキュメント検査機能では削除できない個人情報がドキュメントに含まれていることがありますので、ご注意ください。」というエラーに出くわしたことがありますか?
私も最近経験しまして…
これはどんな意味?
メッセージが出ないように変更できる?
ということで色々調べた結果を備忘録していきます。
■ 動作環境
OS: Windows 8.1
Excel: 2013
■ メッセージボックスの内容とその意味
Excelファイルを保存する際に次のようなメッセージボックスが表示されます。
メッセージ内容を眺めてみると次の言葉が引っかかります…💦
□ ドキュメント検査機能
Excelファイルを保存する際、ドキュメント内を検査して、個人情報が含まれていたら自動削除してくれる機能です。また、本機能は、デフォルトで有効化されています。
検査/削除する対象は次の項目です。
関連ユーザー「作成者」のユーザー名情報
関連ユーザー「最終更新者」のユーザー名情報
ということで、本メッセージの意味は、次のとおりと解釈できます。
(単なる親切心なメッセージだったんですね。^^)
ドキュメント検査機能が有効化されていますので、ある程度のところは、個人情報が含まれているか検査し、見つければ自動的に削除します。
ただし、Excel内部の隅々まで検査する訳ではないため、その点はご留意くださいね!
本メッセージが煩わしい場合は、リスクを理解した上で、「ドキュメント検査機能」の無効化をご検討されるのが一番の近道です。
■ 「ドキュメント検査機能」の無効化
① メニュー「ファイル」>「オプション」を選択します。
(「Excel のオプション」画面が表示されます)
② 「セキュリティセンター」>「セキュリティ センターの設定」を選択します。
(「セキュリティ センター」画面が表示されます)
③ 「プライバシー オプション」を選択します。
ここの
「ファイルを保存するときにファイルのプロパティから個人情報を削除する」のチェックを外すことで、無効化できます!
■ まとめ
いかがでしたでしょうか?
聞けば簡単なことなのに、実現するとなると一工夫必要な代表例だと思います。
Excelは奥が深いですね…。
次回以降も、苦労した点を備忘録しようと思います。
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