こんにちは。
今回は、Microsoft Edge(以降、Edgeと称します)を操るための環境準備方法を整理してみたいと思います。 (自身の環境へMicrosoft Edgeを初めてインストールしてみました…^^)
■ 動作環境
OS: Windows 8.1
Excel: 2013
Edge: 88.0.705.63(64 ビット)
■ Selenium Basicのインストール
■ ドライバーファイルの最新化
Edgeを操るためのドライバーファイル(edgedriver.exe)を、利用するEdgeのバージョンに合ったものに変更します。
(本作業を怠ると、Selenium Basicを使ったExcelのVBAは正しく動作しません)
① 次のサイトへアクセスします。
② 真ん中あたりの[Downloads]セクションにて、ご自身の環境のEdgeバージョンと同一の箇所を探します。
(私の環境の場合は、88.0.705.63です=黄色枠)
その行の、右手、ご自身の環境のOSのシステム種類(32ビットであれば「x86」、64ビットであれば「x64」)のリンクから、Webブラウザの[名前を付けてリンクを保存] 機能などを用いて、任意の場所へダウンロードします。
(私の環境の場合は、x64です=赤色枠)
③ ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、「msedgedriver.exe」が含まれています。
④ 現在のEdge用ドライバーファイル(edgedriver.exe)をリネームします。
Selenium Basicをインストールした際に記録してください…とお願いしたフォルダ名、恐らく「C:\Users\(ログインアカウント名)\AppData\Local\SeleniumBasic」へアクセスしてください…
例えば、ファイル名の頭に「_(アンダーバー)」を付与します… (何か起きた際に復旧したりしないよ!ということであればリネームではなく削除でもOKです)
⑤ ③で入手した「msedgedriver.exe」を、「edgedriver.exe」へリネームして、④のフォルダ配下へコピー(もしくは移動)します。
「_edgedriver.exe」ファイルは残ったままです(黄色枠)
新たに「edgedriver.exe」ファイルが配置されました(赤色枠)
■ 動作確認
次のコードが問題なく動けば、環境準備は成功です!
(Edgeを自動的に起動し、yahooサイトへ接続、任意の文字列で検索し、検索結果数を記録する…コードです)
※「m_」で始まる英語大文字の変数名みたいな名称は、何れも私が別途定義している定数です。
■ オートメーションエラーが発生したら…
動作確認用コードを実行し、オートメーションエラーが発生した場合は、次の備忘録を参考に対処を試みてください。
■ まとめ
これで環境準備は完了です。
Chromeに続いて、Edgeを操るためのさまざまなアプローチをこれから調査してみます!
なお、本備忘録を活用した【メルカリ管理ツール】を以下サイトで提供しております。
ご興味ございましたらご覧ください。
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