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Gmail:エイリアス設定

  • 執筆者の写真: egachira0250
    egachira0250
  • 15 時間前
  • 読了時間: 5分

あなたは仕事やプライベートで複数のメールアドレスを使い分けていませんか?


「メインで使っているのはGmailだけど、お客様への返信は会社のメールアドレスから送りたい」、「情報発信用のメールアドレスと、返信用アドレスを分けたい」といったニーズは多いものです。

毎回、別のメールサービスにログインし直すのは面倒ですよね。


本記事では、普段使いのGmail(またはGoogle Workspace)のアカウントから、別の外部メールアドレス(会社のドメインなど)を「エイリアス(別名)」として設定し、簡単にそのアドレスを「送信元」として使えるようにする具体的な方法を、初心者の方でも迷わないよう徹底解説します。



メールアドレスの使い分けをスマートにする2つの手法

複数のメールアドレスを使い分けたい場合、実現方法として大きく2つの手法があります。それぞれの特徴と、私たちが今回採用する手法について説明します。


Gmailで別アドレスを使うための2つの手法

手法

概要

メリット

デメリット

方法1: 転送設定

外部アドレス宛のメールを、すべてGmailに転送し、受信を一元化する方法。

受信トレイが一つになるため、確認漏れがなくなる。

外部アドレスから送信するには別途エイリアス設定が必要。

方法2: エイリアス設定

Gmailの機能で、外部アドレスを「送信元」として追加し、Gmailからそのアドレスでメールを送れるようにする方法。

ログインし直す手間なく、簡単に送信元を切り替えられる。

外部アドレス側で設定(確認コードの承認)が必要。


なぜ「エイリアス設定」がおすすめなのか

業務の効率化を図る上で最も重要なのは、「メインのGmailアカウントで受信も送信も完結させること」です。


方法2の「エイリアス設定」を使えば、普段使いのGmail画面の「送信元」のドロップダウンリストから、外部メールアドレスをすぐに選んで送信できます。また、外部アドレスで受信したメールをGmailに転送しておけば(方法1を組み合わせれば)、返信時には自動的にその外部アドレスが送信元に選ばれるため、非常にスムーズです。


この記事では、会社のメールアドレスなど、Gmailドメインではない外部アドレスをGmailの「送信元」として設定するエイリアス設定(方法2)に焦点を当てて、詳しく解説します。



外部アドレスをGmailの送信元に追加する完全ガイド

ここでは、既存の外部メールアドレス(例:info@yourcompany.comなど)を、あなたのGmailアカウント(例:taro.yamada@gmail.comなど)の送信元(エイリアス)として追加する具体的な手順を解説します。


(1)Gmail設定画面を開く

  1. Gmailを開き、画面右上の「歯車アイコン(設定)」をクリックします。

  2. 表示されたメニューから「すべての設定を表示」をクリックします。

  3. 設定画面の上部タブから「アカウントとインポート」を選択します。


(2)別のメールアドレスを追加する

  1. 「アカウントとインポート」画面の「名前」セクションにある「他のメールアドレスを追加」をクリックします。

  2. 新しいウィンドウが表示されます。

  3. 名前:メールの送信相手に表示させたい名前(例:あなたの会社名や部署名)を入力します。

  4. メールアドレス:エイリアスとして追加したい外部メールアドレス(例:info@yourcompany.com)を入力します。

  5. 「エイリアスとして扱います」にチェックが入っていることを確認します。

  6. 「次のステップ」をクリックします。


エイリアス設定の画面イメージ

(3)SMTPサーバーの設定

ここで、Gmailがあなたの代わりに外部アドレスからメールを送信するための「経路」を設定します。

通常、Gmailアカウント以外のメールアドレスを使う場合、「Gmail以外のSMTPサーバー経由でメールを送信する」設定が必要です。この設定によって、メールがスパムと判断されにくくなり、相手に正しく届くようになります。

項目

入力する情報

SMTPサーバー

外部メールアドレスが利用しているメールサーバーの情報(例:smtp.yourcompany.com)

ユーザー名

外部メールアドレスのログインID(通常はメールアドレス自体)

パスワード

外部メールアドレスのパスワード

ポート

SMTPサーバーが指定するポート番号(例:587や465など)

SSL/TLS

接続方法。セキュリティ保護のため**「TLS」または「SSL」**を選びます。

【重要】これらの情報(SMTPサーバー、ユーザー名、パスワード、ポート番号、SSL/TLS)は、外部メールアドレスの管理者や、契約しているレンタルサーバー会社に確認してください。

設定後、「アカウントを追加」をクリックします。


(4)確認コードの入力と完了

  1. ステップ3が完了すると、追加しようとした外部メールアドレス宛に、Googleから確認メールが送られます。

  2. そのメールに記載されている確認コードを、Gmailの画面に入力するか、メール内のリンクをクリックして承認します。

  3. これで、外部メールアドレスがGmailの送信元として利用可能になります。


(応用)メールの「送信元」を自動で切り替える設定

エイリアス設定後、「アカウントとインポート」画面の「デフォルトの返信モードを選択」セクションで、次の設定をしておくと非常に便利です。

  • 「メールを受信したアドレスから返信する」にチェックを入れる。

この設定をしておけば、外部アドレス宛に届いたメールに返信する場合、送信元が自動的にその外部アドレスに切り替わるため、切り替え忘れを防げます。



■ さいごに

Gmailのエイリアス機能を使えば、複数のメールアドレスを一つの受信トレイで管理しつつ、相手に合わせて適切な「送信元」を使い分けることが可能です。


特に、会社のメールアドレスなど外部ドメインのアドレスを使う場合、SMTPサーバーの設定が唯一の関門となります。この情報を正しく入力できれば、あとはGmailがあなたの業務を強力にサポートしてくれます。


この設定でメール業務を効率化し、日々の作業時間を短縮していきましょう。もし設定で不明点があれば、お使いの外部メールアドレスの管理者やサポート窓口にご確認ください。


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