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Excel:SUMIF関数の使い方徹底解説

更新日:6月21日

前回の記事では、基本関数「SUM」の使い方を紹介しましたが、今回はさらに一歩進んで「SUMIF」関数を取り上げます。この関数は、特定の条件を満たすセルの数値を合計するための非常に便利なツールです。初心者の方にも理解しやすいように、具体的な例とともに解説していきます。


■ 動作環境

 

OS: Windows 10 Home(64ビット)

Excel: 2019(64ビット)


SUMIF関数とは?

 

SUMIF関数は、指定した条件を満たすセルの合計を求める関数です。データが大量にある場合でも、特定の条件に基づいて迅速に集計できます。特に、販売データや成績データの分析に役立ちます。



SUMIF関数の基本的な書式

 

SUMIF関数の基本的な書式は以下の通りです:

  • 範囲:条件を適用するセル範囲

  • 条件:合計するセルを選択するための基準

  • 合計範囲:実際に合計する数値が含まれるセル範囲(省略した場合、範囲が合計範囲となります)


それでは、具体的な例を使ってSUMIF関数の使い方を見ていきましょう。



例1:単純な条件による合計

 

(1)データを入力する:まず、A列に商品名、B列に売上を入力します。例えば、以下のように入力します。

入力データイメージ

(2)SUMIF関数を入力する:次に、りんごの売上合計を求めるために、C1セルに以下のようにSUMIF関数を入力します。


(3)結果を確認する:Enterキーを押すと、りんごの売上合計がC1セルに表示されます。この場合、C1セルには「500」が表示されます。

SUMIF関数の設定イメージ


例2:数値条件による合計

 

SUMIF関数は数値条件にも対応しています。例えば、売上が200以上の合計を求める場合は以下のようにします。


(1)データを入力する:先ほどと同じデータを使用します。

(2)SUMIF関数を入力する:次に、B1からB5までのセルの中で、売上が200以上の合計を求めるために、D1セルに以下のようにSUMIF関数を入力します。


(3)結果を確認する:Enterキーを押すと、売上が200以上の合計がD1セルに表示されます。この場合、D1セルには「750」が表示されます。

SUMIF関数の設定イメージ2


■ まとめ

 

今回は、Excelの基本関数であるSUMIF関数の使い方と具体例を紹介しました。SUMIF関数は、特定の条件を満たすデータを迅速に集計するための強力なツールです。前回紹介したSUM関数と組み合わせて使うことで、さらに高度なデータ分析が可能になります。


機会あれば、SUMIF関数の応用として、複数条件に対応するSUMIFS関数の使い方も紹介したいと思いますー。

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