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Excel:SUMIFS関数の使い方徹底解説

こんにちは!前回は、基本関数「SUMIF」の使い方について詳しく解説しましたが、今回はその発展形である「SUMIFS」関数を取り上げます。SUMIFS関数は、複数の条件に基づいてセルの合計を求めることができる非常に強力なツールです。


この記事では、初心者でも理解しやすいように具体的な例を交えて解説します。


■ 動作環境

 

OS: Windows 10 Home(64ビット)

Excel: 2019(64ビット)


SUMIF関数とは?

 

SUMIFS関数は、複数の条件に一致するセルの数値を合計するための関数です。これにより、複雑なデータ集計や分析を簡単に行うことができます。



SUMIF関数の基本的な書式

 

SUMIFS関数の基本的な書式は以下の通りです:

  • 合計範囲:合計する数値が含まれるセル範囲

  • 条件範囲1:条件を適用するセル範囲

  • 条件1:合計するセルを選択するための基準

  • 条件範囲2, 条件2:追加の条件(任意)


それでは、具体的な例を使ってSUMIFS関数の使い方を見ていきましょう。



例1:特定の商品と月の売上合計を求める

 

(1)データを入力する:まず、A列に商品名、B列に月、C列に売上を入力します。例えば、以下のように入力します。


(2)SUMIFS関数を入力する:次に、1月のりんごの売上合計を求めるために、C8セルに以下のようにSUMIFS関数を入力します。


(3)結果を確認する:Enterキーを押すと、1月のりんごの売上合計がC8セルに表示されます。この場合、C8セルには「350」が表示されます。


例2:複数の条件に基づく合計

 

SUMIFS関数は、複数の条件を適用する場合にも便利です。例えば、特定の商品と月の組み合わせで売上が200以上の合計を求める場合は以下のようにします。


(1)データを入力する:先ほどと同じデータを使用します。

(2)SUMIFS関数を入力する:次に、売上が200以上の1月のりんごの売上合計を求めるために、C9セルに以下のようにSUMIFS関数を入力します。


(3)結果を確認する:Enterキーを押すと、売上が200以上の1月のりんごの売上合計がC9セルに表示されます。この場合、C9セルには「250」が表示されます。



■ まとめ

 

今回は、Excelの基本関数であるSUMIFS関数の使い方と具体例を紹介しました。SUMIFS関数は、複数の条件に基づくデータ集計を簡単に行うための強力なツールです。前回紹介したSUMIF関数と組み合わせて使うことで、さらに高度なデータ分析が可能になります。


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