開発したGoogle Apps Script(GAS)のスクリプトは、実行させてナンボです。
では、GASが実行できる(実行される?)きっかけには、どんな種類があるの?ということで、トリガーの話を備忘録します。
その他の粋な備忘録も、合わせてご覧ください。 (参考備忘録)GAS:V8ランタイム (参考備忘録)GAS:スクリプト取り込み (参考備忘録)GAS:承認が必要です! (参考備忘録)GAS:トリガー (参考備忘録)GAS:トリガー、Installable Triggers (参考備忘録)GAS:トリガー、ボタン押下での手動実行 (参考備忘録)GAS:トリガー、メニュー選択での手動実行 (参考備忘録)GAS:スクリプトプロパティ |
■ トリガーの種類
トリガーには、大きく分けて次の3種類があります。
手動実行
シンプルトリガー(Simple triggers)
インストール可能トリガー(Installable triggers)
■ 手動での実行
文字通り、手で操作して実行するトリガーです。
スクリプトエディタの「実行」ボタンから…、スプレッドシートであればマクロのインポート機能から…、スクリプトが割り当てられたボタンから…などがあります。
■ Simple triggers
GASに組み込まれている予約済みのトリガーです。
予め決められた名称で関数を作成しておくことで、該当するイベントが発生した際に、その関数が自動的に実行されます。例えば…ファイルを開いた時に動く onOpen、スプレッドシートのセルが編集された時に動く onEdit などがあります。
■ Installable triggers
自作の任意名称の関数を、任意のきっかけで自動的に実行するよう設定するトリガーです。
シンプルトリガーと異なり、ユーザーに追加の権限を要求することで、Googleサービスや外部サービスとのインタラクションも可能になり、より多機能な処理が実現できます。
設定方法は…、
(スクリプトエディタの)トリガー設定画面から登録
SpreadsheetTriggerBuilder や ClockTriggerBuilderクラスを活用するスクリプトを作成して(実行)登録
の何れかのアプローチが可能です。
■ まとめ
いかがでしたでしょうか?
関数を作成したら、どんどん思い々のトリガーへ設定していきましょー!
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