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GAS:V8ランタイム

更新日:11月5日

最近よく開発させられているGAS(Google Apps Script)でしばしば登場するキーワード「V8ランタイム」について説明します。



■ V8ランタイムとは

 

V8ランタイムとは、GASその物を実行するためのエンジン部品です。


2020年2月、GASでついにV8ランタイムが利用可能になりました。

(V8ランタイムがサポートされる以前は、MozillaのRhinoランタイムが採用されていました。)


V8ランタイムに対応したGASでは、モダンなJavaScriptの機能が利用できるようになります。



■ V8ランタイムの有効化方法

 

現在は、プロジェクトを新規に作成すると、デフォルトでV8ランタイムが有効化されます。


V8ランタイム導入前に作成されたスクリプトは、V8ランタイムが無効な状態となっています。そのような既存スクリプトでV8ランタイムを有効化する方法は次のとおりです。



方法①

 

スクリプトエディタ/プロジェクトを開いた際に次のメッセージが表示される場合は、「有効にする」 を選択することで自動的に変換されます。

V8有効化1、画面イメージ


※実行時期、環境によっては、日本語で「このプロジェクトは Chrome V8 を搭載した新しい Apps Script ランタイムで実行しています。」と表示される場合がありますが、対応方法は同じです。



方法②

 

スクリプトエディタのメニュー「実行」>「Chrome V8を搭載した新しいApps Scriptランタイムを有効にする」を選択します。

V8有効化2、画面イメージ

※本メニュー項目を再度選ぶことで無効な状態に戻せます。



■ まとめ

 

現在では、V8ランタイム以前の環境が残っているケースはかなりレアだと思いますが、見慣れないメッセージが表示された際は合わせず対応しましょう。^^

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